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JDK Tomcat Ant CVS

2. インストール

2.1 Java 開発キット

Tomcat は、 JDK 1.1とJDK1.2 (これは、Java2 Standard EditionまたはJ2SEとして知られています)そしてそれ以降のプラットフォームであれば、どんなJava開発キット(JDK)環境でも動作します。 Servletや他のクラス、JSPページをコンパイルするためには、 Javaランタイム環境ではなく、Java開発キットが必要です。

さまざまなプラットフォーム向けの互換性のあるJDK(またはそれがある場所へのリンク)は、 http://java.sun.com/j2se/で入手できます。

2.2 Jakarta Tomcat

Tomcatサーバのバイナリダウンロードは、 http://jakarta.apache.org/downloads/binindex.htmlのページからできます。 このマニュアルは、あなたが最新のTomcat 3.1のマイルストン版やベータ版、リリース版を使用すると仮定しています --- Tomcat 3.0をリリースしてから、展開の多くの詳細な点を変更しましたが、基本コンセプトはほとんど同じです。

このマニュアルのshellコマンド行の例では、以下のように環境が設定されていることを仮定しています。

通常は、CLASSPATH環境変数に必要な設定変更は、開発スクリプトが処理します。 しかし、独自のスクリプトを定義している場合には、ファイル$JAVA_HOME/lib/tools.jar を、あなたの CLASSPATHに追加する必要があります。

2.3 Jakarta Ant

Tomcatは、Ant開発ツールのバイナリ配布は含んでいますが、Ant開発ドキュメントは含んでいません。 これは http://jakarta.apache.org/downloads/binindex.html というページから、完全なAntリリースをダウンロードすれば入手できます。 サンプルアプリケーション構築スクリプトは、Ant 1.2以降があると 仮定しています。

2.4 Concurrent Version System (CVS)

上記で説明した必要なツールだけでなく、 Webアプリケーションを作成するソースファイルのバージョン履歴を保持するために、 CVSのようなソースコード管理システムをダウンロードしてインストールすることを強く勧めます。 サーバのほかに、ソースコードファイルのチェックアウトと、変更したバージョンのチェックインのために、適切なクライアントツールが必要です。

ソースコード制御アプリケーションのインストールと使用についての詳細については、このマニュアルでは説明しません。 しかし、さまざまなプラットフォーム向けのCVSサーバーとクライアントツールは、 http://www.cvshome.org から(ドキュメントも含めて)ダウンロードすることができます。

[訳注: これは熊坂祐二が翻訳しました。 日本語訳に対するコメントは、jajakarta-report@nekoyanagi.com宛に送って下さい。]